藪蕎麦、二店目。
浅草雷門正面の路、並木通りにあるので『並木藪蕎麦』。 藪蕎麦御三家の一つと言われています。 昨日の『かんだやぶそば』に引き続きの二店目です。 少し雨が降りそうな雰囲気の午後5時にお店に入りました。 戸が開けっぴろげなので、通った瞬間は意表をつかれました。 門構えは、とても古い建物で、風情というものがあります。 こちらも『かんだやぶそば』と同じように、ビルとビルの間に突然出てくるので、時間を越えた気分になります。
この五時という時間は、人は混んでおらず、まばらに10人もいない程度の人の入りでした。 「お座敷へどうぞ。」と言われ、スタッと座敷に上がる。 ざるそば(700円)をお願いする。 するっと、お冷やが出され、新聞が続く。 自民党の新党首がどなたになるのか気がかりであるが、今は蕎麦が欲しい。 10分もしないうちに蕎麦が出てくる。 見た目は、白い色のそば。 青がかってはいない。 まずは、お蕎麦のみで数本すする。 コシがあり、ほど好い。 香りは、かんだやぶそば程ではないが香ばしさはある。 そして、つゆのみを少しすすると、眉間に皺がよる。 辛い!! これをイメージしてました。 江戸っ子のしょっ辛い、そばつゆ。 この辛さは好きだ。 おそばを数本取り上げて、つゆにつけるところで、落としてしまった。 焦る。 じゅるじゅるじゅるぅ。 辛い!! やっちゃった。 落ち着け。 数本またすくい、先をちょいっと付けてススル。 うん、美味い。 麺がとても美味しいし、この辛さがやはり好きだ。
失敗は、つゆを入れすぎたこと。 蕎麦湯を入れたが、まったく薄まらず、辛くて、飲めない。 更に入れたが、自業自得。 最後も考えて、つゆの量を調節する必要がある。 これ勉強です。
好きだが、最後の蕎麦湯と合わせてまで、辛さは必要ありません。 程ほどに、が良いです。
メニューを見ると、『かけそば』がある。 この辛さで、かけられたら厳しいな。 どれほど辛いのだろうか。 この辛さでちゃっぷちゃぷやったら、食べ尽くすのは難しいだろう。
良いお蕎麦頂きました。 ありがとうございます。
辛い味がまだ舌に残ったまま、新宿の街へ向かいます。


::お店データ::
蕎麦 『並木藪蕎麦』
住所 : 東京都台東区雷門2-11-9
電話番号 : 03-3841-1340
営業時間 : 11:00~19:30
銀座線A3出口を出ると近い。
手打ち蕎麦。
『かんだやぶそば』を後にして、満たされない満腹感。 淡路駅に戻りがてら、『神田まつや』に入る。 こちらは、淡路駅からは1分程度しか離れていない。 駅を出たところからもそれと分かるほど近い。 お店の引き戸を開けてはいると、ぱっとテーブル席がたくさん並んでいる。 もう飲み始めている人達もちらりほらりと。 幸せな昼時を満喫している人がたくさんいるものです。
席について、もりそば(600円)を頼む。 店員がテキパキと動く。 こちらの麺は手打ち麺だ。 ちょうど席のところからガラス張りの一角が見える。 そこでは若い方が麺を打っている。 憎い演出だ。 共された蕎麦は白色で、コシがある。 香ばしさ(香り)は弱い。 ちょっと寂しい。 つゆは、少し辛め。 ちゅんちゅんとつゆに麺をつけて食べる。 味は良い。 お店の中は、立地条件も良いことがあり、客も多く忙しい。 当然の様に愛惜となるのだが、目の前で『親子丼』を食べている人がいると、どうもそちらに手を出したくなる。 いやいや、今日はここまで。


::お店データ::
蕎麦 『神田まつや』
住所 : 東京都千代田区神田須田町1-13
電話番号 : 03-3251-1556
お店HP : http://www.kanda-matsuya.jp/
香ばしい麺。
名店、老舗、御三家、藪蕎麦の『かんだやぶそば』に、美味しい蕎麦を求めて伺いました。 会社からの帰り、丸ノ内線の淡路駅を出て2,3分の所に、お店があります。 大都市東京のど真ん中で、あの門構えは目を見張るものがある。 突然異世界、過去の世界に迷い込んでしまったようなお店です。 入ってよいのか不安になる。 お店の門に近づくとお店の方が会釈するので、背中を押して中に入りました。 中は、電気の明るさが弱いが、ふっと落ち着く。 昼の4時20分頃ということもあり、客はまばら。 正面が座席、左手がお座敷と、かなりの人数が入れる大きなお店です。
味が知りたかったので、せいろそば(700円)を頼んだ。
「せいろぉいちまぁ~いぃ。」
うん??
その後も、
「いらっしゃぃぃぃ~。」
「せいろにまいおひとりさぁ~ん。」
「生ビール一杯、おかわりぃ~~。」
何とも心地よい調子で厨房に注文が渡される。
10分ほどで運ばれた麺は細く、色が青(緑)色だ。 暗い中でも目で、はっきりとわかる色だ。 まずは、お蕎麦を数本すくい出し、口に啜り入れるて麺のコシを確認。 柔めの堅さ。 そして、すぐに襲ってきたこうばしい香りが、美味い! 次につゆだけを少し啜る。 確かに辛めです。 いや実際、想像より辛くない。 江戸っ子の辛さと聞くと、もっと辛いのを想像しましていました。 これ位であれば、程良い辛さだ。 チッと麺の先につゆをつけてずるずる啜るのは美味い。 つゆにつけてしまうと、あの香ばしさが分からなくなるが残念なぐらいだ。 さすが、麺だけを食べ続けるは出来ませんからね。 量はとても少ない。 次のお店も頭にはあったので、他を頼まず、出ることにしました。
ふと正面を見ると、日本酒をちびちびやりながら、のりを何かにつけて食べている御仁がいる。 蕎麦屋では、本当はゆっくりと呑みたいです。 それはまた機会がある時という事で。
「有難う存じますぅ。」
なんか、コソバユイ。




::お店データ::
蕎麦 『かんだやぶそば』
住所 : 東京都千代田区神田淡路町2-10
電話番号 : 03-3251-0287
最寄り駅 : JR丸ノ内線淡路町駅 A3出口
お店HP : http://www.yabusoba.net/